2012春 塾長のひとこと    天皇陛下心臓手術に思う


 「3浪私大出 苦労人」 これは、天皇陛下の心臓手術の翌日の新聞の見出しです。そこに、執刀した医師のプロフィール記事がのっていました。
  全国民が、かたずをのんで成り行きを見守る中、手術は無事に終了。東大病院で天皇の心臓手術をする医師とはどんな人なのだろうとだれもが関心を寄せていました。翌朝の新聞には、順天堂大学の先生で、しかも56歳との記事。エッ?と思うと同時に、その道の本物のプロフェッショナルというものは意外に地味なところにいるものだなと思いました。目立たず、職人魂を奥に秘めて日々仕事をしてきた人なのでしょう。
  高校時代に父親が心臓手術をうけたことをきっかけに、心臓外科医の道へ。千葉県の病院で経験を積んで、今や心臓冠動脈のバイパス手術では世界的な第一人者であるとのこと。そして、天皇陛下の心臓手術の執刀医という大役を任され、手術無事終了。場所がいつもとは違うアウェーであることと、執刀の相手が天皇であるという恐ろしいプレッシャーをものともしない仕事ぶりには、本当のプロの底力を見たおもいです。
  2012年度から、中学校は全面的に新学習指導要領に基ずく厚い教科書に移行し、新中3生から入試制度も変わります。特に、理数系が強化され、英語も単語数が大幅に増えますが心配は御無用。東京ゼミが、長年の学習指導経験と実績をもとに、本当のプロとして生徒さんをしっかりとサポートしてまいります。

 


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