2019/06/11 令和の時代の英語教育は?


 新天皇即位後初の国賓として、トランプ大統領が5月25日〜28日に日本を訪れました。その際、両陛下が通訳なしで大統領夫妻と談笑なされる様子に、日本中が令和の新し時代の訪れを感じました。これからの時代、英語での読み、書き、会話がある程度できることは車が運転できることのように当然の世の中になって来るでしょう。
                                                             英語を学習するにあたって大切なことがあると思います。それは、楽しめるということです。自動車教習の段階を一段一段登っていく楽しさに通じます。運転免許に競争も定員もありません。免許取得後、公道を走って経験を重ねながら運転が上達していく時はとても楽しく、それは英語の上達も同じです。
                                                        日本では長い間英語がなかなか使えるようにならないと言われてきました。この原因は、英語を入試科目にして正誤にこだわりすぎたことだと思います。
文法ではありえない”Long time no see.”としばらくぶりのひとに言えば「久しぶりです」と通じるのです。英語は車の運転と同じで、使いながら上達していく生活の技術と考えるべきでしょう。
                                                        入試で得点を争わせるものではなく、車と同様に資格試験にして、段階ごとに一定のレベルに達すればたやすく合格できる教科にすべきと考えます。


 


【CLOSE WINDOW】